45欠片目:Lua言語を学ぶ~基礎編~
こんにちは。3月も残り1週間をきったということで、不安と焦りと儚さを覚えるvoidです。時の流れが速すぎます。
本日はLua続編です。
昨日と同じタイトルに見えますが、昨日は超基礎編、本日は基礎編でございます。
テーブルの基本
Luaはテーブルというものが標準で使えるようになっていて、テーブルは連想配列として使うことが出来ます。
連想配列とは、あるデータをキーと呼ばれる別のデータと紐づけたペアで表され、そのキーからデータにアクセスするといった仕組みです。
連想配列のメリットとしては、データに高速でアクセスできるという点です。
Luaでの実装
table = {} -- Luaのコメントは行頭に-(ハイフン)2つで書けます
このように書くと、table変数にテーブルが作成されます。
まだ、中身は空っぽの状態です。
ここに、キーと値を入れていきます。
キーには文字列または数字を使用します。
table = {} -- キーに文字列を使用した場合 table["one"] = "ichi" table["two"] = "ni" table["three"] = "san"
table = {} -- キーに数字を使用した場合 table[1] = "ichi" table[2] = "ni" table[3] = "san"
このようにキーに数字を使用すると配列のように扱うこともできます。
表示にはprint()関数を使います。
table = {} table["one"] = "ichi" table["two"] = "ni" table["three"] = "san" print(table["one"])
実行結果: |
---|
ichi |
以上がテーブルの基本です
Luaの関数の基本
Luaの関数定義方法
function myFunc(arg) 処理 end -- function 関数名(引数) -- 関数内で行う処理 -- end
C言語と大きく違う点は戻り値を複数返すことが出来る点です。
-- 2数の和と差を計算 function AddMinus(num1, num2) return num1 + num2, num1 - num2 -- 戻り値を複数返す場合「,(コンマ)」で区切る end total, difference = AddMinus(10, 5) -- 戻り値を複数受け取る場合も「,(コンマ)」で区切る print("total = ".. total) -- 「..」は文字列を連結させるための演算子 print("difference = ".. difference)
実行結果: |
---|
total = 15 |
difference = 5 |